室外機架台について

まずは室外機の種類からご説明いたします。
その後、架台の素材別のメリットについてご説明いたします。

室外機を床に設置できる場合

平置台・高置台

平面台・高置台は一般的なタイプで室外機を水平に設置するために利用されるに利用されます。
メーカーの規定で室外機を水平に設置するようになっております。
また、室外機の高さを出す時や段差対応をするときに使用します。
高置台は積雪対策で寒冷地でもよく使用されます。

室外機を床面に設置できない場合

天井吊金具

天井に吊るすときに使用します。
マンションのベランダなどで多く見られるタイプです。
天井吊り架台は既存のアンカーボルト次第では打ち直しが必要になることがあります。

壁面置台

壁面に設置するときに使用します。

屋根置台

屋根の上に設置するときに使用します。
屋根の状態により縦置きと横置きの2パターンがあります。

室外機の材質・仕上げ

溶融亜鉛メッキ仕上げ

・錆や腐食に強い
亜鉛めっき加工を施した鋼材は、錆びや腐食に強いです。塗装や電気めっきなどとは異なり、合金層によって亜鉛と鉄が強く金属結合しているため、長い年月を経てもめっきは剥がれることがありません。

塗装仕上げ

・屋外耐久性が高い
架台の仕上げ方が、錆に強いポリエステル粉体などの塗装によって仕上がっているものを指します。

ステンレス製

・錆に強く、高強度
ステンレス鋼は耐食性以外にも 耐熱性・加工性・強度など優れた特性を備えています。意匠性にも優れ、メンテナンスが容易であることも大きな特徴です。
耐塩害については各メーカーのページを参考にしてください。

アルミニウム製

・積載質量は鉄製と変わらずのに軽い
鉄製の架台に比べてアルミ製の方が約2倍ほど軽いという特徴があります。
耐塩害については各メーカーのページを参考にしてください。

高耐食性めっき銅板(スーパーダイマ)

・高耐食性のため赤錆が発生しない
溶融亜鉛、11%アルミニウム、3%マグネシウム、0.2%シリコンで合金されているため耐食性がかなり高い。